開始日時:2012/09/16 06:35:54
終了日時:2012/09/16 18:06:33
移動距離:441.49km
経過時間:11時間30分39秒
移動時間:09時間27分31秒
二日目に突入。
設営を済ませたのは20時過ぎ。
街灯なんかもなく、真っ暗な中で探した一番マシそうな場所がここだった。あまり勾配もなく、地面は草地で、車の心配もなさそう。
近くには山小屋みたいなのと、一台の自販機のある砂利の広場があったけど、明らかに駐車場だから危ないし、車の出入りがあったらうるさいしね。実際、朝まで快眠できました。
電波塔のほぼ真下という環境なんだけど、落雷とかの危険性ってどうなんだろう。寝る時も一瞬迷ったけど、その時は「避雷針の役割を果たしてアースに逃がすから、逆に安全なんじゃね」とか思ったんだけど、よくよく考えてみると怖いかも。もっとも、さすがに天気が悪かったら、危険か危険でないかを問わずに本能的にこんな場所は避けるけど。
遮蔽物がないので、風で飛ばされないよう、久しぶりにペグを打った。あと、寒くて起きる可能性もあったので、シュラフカバーも活用。
テントとバイクは朝露でベトベト。あと、明るくなって周りを見ると、シカのフンがいっぱい落ちててゲンナリ。草食動物だから臭いとかは無いけれど…。
それにしても、食事を済ませて寝るだけなら、設営も撤収も非常に楽になるね。ホント寝るだけ。
まぁ寝るだけならそこいらのベンチにマットとシュラフだけでも十分なんだけど、やっぱりテント張った方が安心できるし快眠できる。
朝のすがすがしい空気を胸いっぱい詰め込み、山頂方面へ。
こんな展望があるなら1往復してもいいと思う。朝日がまぶしかった。
やっぱり尾根線は気持ちいいね!まさしくスカイラインって感じ。
ちなみに、写真の左端に寝た電波塔が写っています。高ボッチとかいうふざけた名前だし、すぐ横には美ヶ原とかあるけれど、ここもおすすめです。
当初の予定では、ビーナスラインは盆休みに走ったので省くつもりだったけれど、就寝場所がこんな場所だったため、当然ルートに組み込みます。
写真は高原美術館の駐車場。雲海と呼べるのかどうかわからないけど、雲が眼下にうごうご広がっていて感動的でした。
ちなみに、グル珍もいっぱいいました。もったいないねぇ。
同じ様な写真が4枚も続くけど、場所は変わって高峰高原からの展望。
マップルにどう書いてあったかはわからないけど、高原から北側の道は未舗装路でした。交通量が多くて踏み固められた砂利なので、オンロード車でも十分通り抜けられる感じだったけど。
つまごいパノラマラインにある愛妻の丘にて。
正直、このあたりの道は完全にノーマークで、本当に偶然通りかかったんだけど、超おすすめかも。
北海道の美瑛に通じる雰囲気。ここはキャベツ畑だけど。
とりあえず一本だけ通ったけど、他の道も面白そうな形をしてるし、また今度開拓しに来てもいいかもと思ってる。ちょっと高いけど、有料道路も走ってみようかな。
この直線とかね。北海道っぽくない?
コテコテでグネグネの道も好きだけど、ゆっくり楽しむクルージングってのも好きです。ハレとかダブロクとかでドコドコ走ってるのをみると羨ましく思ったりなんかもします。
北まで抜けられると思って野反湖まで出たけど、道が通じていなかった。
地図を開くと未舗装路が一本東側の国道まで伸びている。これは行くしかないと突入した道。
最近では、未舗装路に入っても別段写真を撮ったりもしなくなった。楽しいのは楽しいけど、慣れてきたのと、飽きてきたのと。かといって、道の難易度を上げるとナチュラルに遭難しそうだから、そうはしないけど。
途中、バックホウが道を塞いでいた。
工事はしてなかったから横を抜けさしてもらったけど。
この日は蛇さんは見かけなかったけれど、蛙さんを見かけました。
そして出口。しっかりと施錠されています…。
ちょうど着いたときにはオフ車の集団が向こう側にいたんだけど、もしかしてくぐったのかな。それとも、単に向こうから来て折り返したのか。
さすがにこのバイクでくぐるのは無理そうなので、素直に折り返します。一度「ナンバー式だから折り返すより000から999まで試した方が楽なんじゃね」と思って戻ってきたけど、よく見ると鍵式でした。一体何を見たんだろうか。
ちなみに、蝶番側もピンがキッチリ溶接されてて、開けられる要素は皆無でした。
行きしなに写真を撮らなかったので、ちびちび回収しながら帰ります。
この道は5区間中2区間が舗装路だったけれど、舗装路区間は2か所とも崩落の復旧工事中でした。幸いにも工事はしていなかったので横を通ったけれど。工事中だったら迷惑にならないよう、その時点で折り返すので、ゲートまで無駄足を運ぶこともなかったんだけれど。
ダート西側には鉢北高原並の直線も走っています。
ただ、脇道があるので、あまり調子に乗って飛ばすと危ないかも。特に、別荘地なので挙動の不審なSUVやミニバンが飛び出てきてもおかしくない。
それはそうと、今回のツーリングで気づいたこがあるんだけど、山道で車の流れが遅くなった際は、先頭がX-TRAILである可能性が非常に高いということ。いや、これマジで大発見だと思う。
とりあえずX-TRAILは譲らない。他の車は譲ってくれたり、そうでなかったりいろいろだけど、とりあえずX-TRAILは頑なに譲らない。
そして、X-TRAILは速くない。他の車は乗ってる人によって速かったり遅かったりいろいろだけど、X-TRAILはどんな人が乗ってても軒並み速くない。かといって、遅くもない。車列は作るけど、登坂中のトレーラーや軽みたいな渋滞まではいかない。抜くか抜かないか一番迷う中途半端な速度で走る。もちろん、性能が理由じゃない。
さらに、X-TRAILは分母がそれほど多いわけではない。プリウスやフィットなんかは、販売台数がX-TRAILの10倍ほどあるわけだから、そりゃ良くも悪くも目につくと思うけど、X-TRAILは不人気レア車ってほどじゃないけど、石を投げれば当たるってほど走ってるわけじゃない。それなのに、先頭で蓋してるパターンが多すぎる。
むろん、統計取ったわけじゃないからあれなんだけど、山道走る時はよく見てみて。
来た道まで戻り、道の駅六合で一服。
初めて電気自動車用スペースが活用されている姿を見ました。電気自動車とかエコとか無関心というかむしろ若干否定的なんだけど、各道の駅にこういうのが設置されてて、航続距離の確保が容易なら電気自動車も悪くないかもね。充電時間がどれくらい必要なのかは知らないけれど、15分くらいで8割方充電できるくらいなら十分実用の範囲かも。
一度R145まで給油に出て、少し戻って舗装路で東の道へ。
ナビをみるとこの道も北向きにつながっていないみたいなので、もう一度未舗装路を 駆使してさらに東の道へ。
砂利舗装的な未舗装路なら、ある程度慣れてきたんだけど、やっぱりこういうぬかるみだけは怖いね。
まず、勢いをつけて突破するべきなのか、ゆっくり進むべきなのかということがまだわからない。
現状では、転倒時のリスクだけを考えてゆっくり入ってるけど、ゆっくり行っても斜めに進んだりするし、勢いがない分、スタックする可能性も高そうだし。
石や倒木なんかは、たぶん勢いを乗せて突破する方がいいと思う。もちろん、ハンドルを振られると崖下、なんていう場合は別だけど。
そうそう、このヘプコのエンジン?ガードつけました。あと、タンクカバーとシュラウド?も新品に交換しました。
すでに一度だけ活用しちゃったりなんかしたけれど、これでタンク周りとかに傷はつかないと思う。
ただ、サスが沈むと左右のガードを締結しているバーとフェンダーがガンガン当たる。段差超える時とかはハンドルもまっすぐだから大きな支障はないんだけど、今度バーの向きとか確認してみる必要がある。
この後は適当に走って片品温泉付近でテント設営して就寝。どうも、この「適当に走って」というあたりがもったいないんだよねぇ。
テント泊の場合、日が傾いてくると、設営場所を見つけることの優先順位が上がってしまって、あまり寄り道とかしなくなる。1日目みたいに景色もクソもない主要国道とかを走るなら夜でもいいんだけど、山道とかだともったいないしさ。また、しいて夜に距離を進めなければならないような目的地もないし。そういう中途半端な状況で、設営場所の捜索と移動というどっちつかずのまま走るもんだから、楽しい道でも単なる移動になってしまいつつある。
ちなみに、この日の宿泊場所はおすすめできません。国道沿いだったし、蚊もいたし、なんか若者集団が花火とかして騒いでたし。マジで「ウェーイwwww」とか言ってんの。バカかと。
もっとも、設営時点からそういう雰囲気はあったんだけど。ぼくのほうが後から着いたし、どちらかというと「ウェーイwwwww」とか言ってる方が合ってるような場所なので、文句も言えないし。それでも、日が暮れてから別の設営場所を探すよりガマンする方がマシ。気づいたら寝てたしね。