半年自主点検

バイクの使い方がシビアコンディションに該当するので、一応申し訳程度に半年点検を実施。

このバイクは新車で買ったし、というかまだ気持ち的には新車なんだけど、変な改造とか下手な「自称メンテ」とかはせず、お金がかかろうとも定期的にプロに見せて、安心して乗り続けられるようにと考えていたんだけど、いざ半年点検の期日を迎えてみると「面倒だし点検は一年毎でいいか」という結論に。

シビアコンディションに該当する場合の点検項目としては、半年ごとに

  1. ステムのガタがないか
  2. ブレードパッドの摩耗状況
  3. チェーン、スプロケの摩耗状況
  4. エアクリの汚れ

となっている。

ぶっちゃけ、このメンテ内容で店に出しても「どうしろと?」って感じじゃない?むしろ「ついでに見ておいて」というレベル。

ということで、そのついでの元が発生するまで、半年点検はお預けということ。

どっちにしろ、もうすぐチェーン&スプロケの交換は必要だし、フォークオイルも換えてもらいたいし。

今回の点検では、とりあえずフルードの交換。

前々からマスターの窓から茶色いのが見えてはいたけれど、そんなに鬼のようなブレーキを多用するわけでもなく、また面倒なので放置していました。

開けてみると、やっぱり茶色い。別にタッチ感が~とかそういうのは無いため、色だけで判断しました。

交換後。

上から入れて、下から抜いてというだけ。

ABSは一度エア噛んだら抜けないという噂も聞いたことがあるので、念入りな全入れ換えはしていません。真空引きのポンプも無いし。

リア交換前。

フロントより変色は少ないけど、スラッジの量は多め。

それにしても、このバイクはメンテナンス性が悪すぎる。出先での修理とか一切考慮してないと思う。

いちいちカウル剥ぐ必要あるし、カウル固定用のボルトやネジも妙な位置にあって、さらにカウル同士が引っ掛けあって固定されてる。

新しい今なら別にいいんだけど、紫外線とかで劣化が進行した後は触りたくないね。絶対ベキベキだよ。んで、カウルなんて真っ先に在庫落ちするパーツでしょ。鬼畜だね。

リア交換後。

フロントと同様に抜いて継ぎ足して。本当は一度洗浄した方がいいんだろうけど、やっぱりABSにエア噛むの怖くて。

これでもし洗浄までしていたなら、おそらくそれが「下手な自称メンテ」になったはず。最近は妥協の閾値が低くて助かるわ。

使用したフルード。

まだ買ってから(=開封後)1年くらいだと思う。

まぁ、大丈夫でしょ。たぶん。ちゃんと蓋も閉めてたし。

フルードについては、高いのは本当にいい。マジで。吸湿性とか劣化速度とかまではわからないけど、高いのは本当にカッチリしてて、いくらブレーキを酷使しまくっても、フルードがフニャフニャになる前にパッドと右手が壊れる。

ただ、写真のは1Lで1,000円弱くらいだけど、高いのは500mlで3,000円とかする。半年で3,000円ならケチるほどでもないけど、このバイクでは必要ない。

あとオイル交換。エレメントも。前回の交換から約3,800キロ。使用オイルはヤマルーブのプレミアム(10W-40)。

ニュートラルに入りづらかったのは、クラッチワイヤーの伸びだったようで、そっちを修正したらカチカチ気持ちよく入るようになった。

このバイクなら、交換のインターバルをもっと長くとっても十分持つだろうとは思うけど、念のためにね。

前のバイクも腰下が怪しくなったので乗り換えたし、言い方を変えれば腰下さえカッチリしていれば、乗り換えなかった。

といっても、このバイクでも、それほど丁寧なシフトしてるわけじゃないんだけど。カカトでガンガンってなもんよ。

腹下。

今のところ、オイルパンには大きなキズは無いけど、エキパイとか、右側のエキパイ固定用の穴とか、オイルエレメントとか、ドレンボルト保護用の突起とか、結構いろいろな所に深い傷がある。

あと、センタースタンドはサスが沈んだ際に結構打ってる。

今のようなツーリングだと、アンダーガードも必要になってくるのかなぁ。

先日取り付けたエンジンガードの左右をつなぐ締結バーがフェンダーに当たるため、向きを反対にした。

初回取り付け時、どこかに当たって付かないからわざわざ今の向きにつけなおしたはずだけど、接触してたのはこのラジエタファンの取り付け部だった。

ということで、少しだけ曲げて無理やり取り付け。当たるかどうかはわからないけど、以前に比べるとフェンダとのクリアランスは広くなりました。ただ、ラジエタとシュラウドとのクリアランスはカツカツだけど。

あと、フロントホイルのリムにヘコミがあるのを確認。

それほど大きく捲れてるわけじゃないから、ビードが外れたりエアが抜ける心配もないため、特に修理とかは考えていない。

拳大の石にボカスカ乗り上げたり、グレーチングのない溝を渡ったり、思い当たる節が多すぎて原因は特定できず。

という感じのメンテでした。

後は、写真は撮ってないけど、左右ステップ、サイドスタンド、センタースタンドの注油をしました。日常点検としてはチェーンのついでにルブを吹きかけるだけだったけど、さすがに吹いてるだけだとコテコテになってしまったため、取り外して清掃して再取り付け。

肝心のエアクリチェックは面倒なのでしませんでした。だってタンク浮かすのスンゲー面倒くせーんだもん。

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