バイクと腕の限界

開始日時:2012/10/07 09:18:22
終了日時:2012/10/07 18:40:04
移動距離:372.63km
経過時間:09時間21分42秒
移動時間:08時間00分38秒

せっかくの3連休だったけど、土曜日に仕様もない用事があったため、普段通りの日帰りツーリング。

行き先も、北の方はちょっと天気が怪しかったため、走り飽きた紀伊半島の山間部。

いつも通りR169を下り、いつも通り川上から林道吉野大峰線へ行こうと思ったけど、まだ通行止め。去年の冬からずっと通行止めなんじゃないのかな。

仕方なくR309から天川村へ抜け、そのまま野迫川村へ。龍神に抜けるのはいつも通り過ぎるから、道をそれてr734。

で、やっと写真のポイント。通行止めの看板は出てたけど、閉鎖まではしてないから進んでみると、バックホウで通行止め。

徒歩で様子を見に行ったけれど、しっかり崩落してました。

迂回路を探して未舗装路へ。

入ったすぐはこんな感じの綺麗な未舗装路で、新しい先駆者のタイヤ痕もあり、十分通り抜けられそうな雰囲気。

ちょっとだけ頑張って走ってはみたけれど、やっぱりオフ車と同じラインでは走れそうにない。もちろん、ペースもね。

しばらく走ると、徐々に道が荒れはじめた。

このあたりはまだ走行に支障はない程度だけど、油断してるとハンドルを取られたりしてヒヤッとする。

特に、谷側がこんなだから、石に乗り上げて大ジャンプをカマさないよう、じっくりと慎重に進みます。

十津川村で大きな水害があったのは記憶に新しいけれど、そりゃ、こんだけ崩れたらダムもできるし人も死ぬわ。

ちなみに、Googleの衛星写真でもはっきりと写ってます。

さらに荒れてきます。

この程度で「荒れてる」なんて言ってるようじゃアレなんだけど、ぼくにとってはこれぐらいが引き返すか否かの葛藤がピークを迎える分水嶺となる。

ただ、今回は時間的にも天気的にもガソリン残量的にも問題がなく、路面も最悪二輪二足で何とかなりそうだったため、進むことにした。下りだったりサラサラだったりヌタヌタだったりしたら絶対行きません。

しかし、道は無かった。

十中八九そんな気はしてたけどね。何しろ、車が通っている形跡が無いからね。

奥の方も完璧に崩れている。

ちょうどこの崩落個所の横に発電施設があるんだけど、苔の生え具合からいって、もう道直さないのかも。

入口側はバイク一台通れるくらい残して崩落してるけど、こっちを直すより断然簡単。

あと、衛星写真見てて気づいたけど、この場所のチョイ北に立里って集落あるけど、これまだ人住んでるよね・・・。怖いわ・・・。マジで。

折り返して何とか一番荒れたところを通過し、途中の三叉路まで復帰。

ナビにない道だし、間違いなく通じてないだろうなとは思ったけれど、少しだけ行ってみようとしたらコケた。若干粘った末の立ちごけだから、大したことは無い。よくあること。

ただ、これによってもう進むのは諦めた。楽しくない中途半端な荒れ具合だし、どうせ通じてないし。

舗装路まで戻り、一息ついたらエキパイへこんでるの気がついた。

アンダーガード高いんだもんなー。ついでに、そんなにこんな道通らないしなー。でもエレメントが怖いよなー。どうしようかなー。

野迫川温泉過ぎたあたりでシマヘビの幼蛇を捕獲。

もはや定番。

龍神までの道のりは、あえての未舗装路。

この道は大正解だった。カチカチに踏み固められていない、かといってフカフカ過ぎることもないというベストバランスな土舗装。

こういう道こそ、このバイクで一番楽しい。

しかし調子に乗ってると足元をすくわれる。

砂利とかアスファルトの上でこけるのは嫌だけど、こういうのはむしろ歓迎。普段でも水たまりとかあったらわざわざそっちへ行くし。

あとは龍神を下って、日置川沿いに行こうと思ったら通行止めだったので引き返し、R425も通行止めだったので引き返し、いつものr735バイパスで十津川へ。その後はもう帰るだけ。

そろそろチェーンに変な隙間が出来てきた。結構マメに清掃を注油はしてるけど、こればかりはしゃーないね。

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