日本国道最高地点 その2

二日目。

4時起床。15分頃には出発したかな。一応日曜日は休工って書いてあったけど念のため。何がって、そりゃ、あれよ。

いいGPSロガー買って、もちろん持って行ってたんだけど、なんか全然ログ取れてなかった。なんでかな。

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道路の気温計が10度とか12度とか指してて「いやいやそこまで寒くねーだろ」とバイクの気温計みたら13度とかで、なんかそれみたら急に寒く感じてカッパとホットグリップ使いました。

とりあえず交通量が増える前に松本とかいうクソ市街地を抜けておきたくて、サクサクと歩を進めます。

安曇野インター付近で給油を済ませてR143へ。快走快走。秋のカツアゲ週間だからということもあるけど、できるだけ追い越しとかスリ抜けとかせずに行きたいね。

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順調に林道蝶ヶ原線に。なんかカンバンがピンぼけしてて何書いてあるか読めない。

まっぷるでおすすめの道。以前も一度通ってたと思ってたけど、通ってみたらなんか違う。

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記録を見てみると、思ってたのは諏訪湖のまだ南の入笠山付近の町道高嶺線だった。そっちのほうが断然オススメです。

つーか、長野も松本も諏訪もわりと一緒くたに考えてたけど、ぶっちゃけ全然違うしスンゴイ遠いしな。

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林道を抜けた先。r464はゲート閉じてて通行止めでした。

ひとまず美ヶ原へ向かいます。

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穂高かな?

写真ではクソだけど、実際はすんごいいい景色でした。

Googleのストリートビュー?に穂高山頂の写真あるけど、写真でこの景色って・・・。こりゃ若い間に一回は登らないと人生の大きな損失だと思う。

もっとも、安直に考えてると人生そのものを損失してしまいそうだけど。「岳」ってマンガで読んだ。

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ウンウン。こういう山なら登れそう。ハイキングで。

イヤ、これも現物はスッゴクいい景色でしたよ。

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美ヶ原からビーナスラインへ。

高原美術館、霧ヶ峰とパターンのルートを辿って白樺湖へ。

ここいらも反則的な絶景です。やまなみハイウェイとビーナスラインはとりあえず反則確定だと思う。次点でアスピーテラインかなぁ。十勝平野や宗谷丘陵も捨てがたいけど・・・。

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ビーナスラインを降りてメルヘン街道へ。

途中で道をそれて大石川林道に。やっぱり舗装は終わります。

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ちょっとだけ豪快な洗い越し。

初めの方は工事用のダンプが通るのか、路面も非常に締まってて荒れたアスコン舗装より走りやすいくらいだったけど、途中からは少し砂利が深くなったりして走りづらくなってきた。

砂利もメンテで敷かれたようなもので、整備は行き届いてるし路面は綺麗です。

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双子池付近でチェーンによる通行止め。

入ってきた方には一切ゲートとか看板とか無かったんだけど・・・。

結構長いこと走ってた気がするし、戻るのも面倒でどうしようかと・・・。

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なんとか重力を操作してチェーンは超えたんだけど、やっぱりちょっと特殊能力を使うとしんどくて、休憩してたら上の方からバイク集団が。

どうも、この上にもう一箇所チェーンかゲートかがあり、閉鎖具合はそっちのほうが上であると。1150GSでギリギリだったとかいう話で、FJRだとちょっとムリなんじゃないかということらしい。

仕方ないので戻ることにします。重力の操作にはバイク集団の力を分けてもらいました。ありがとうね!

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戻りは下り勾配なのでわりと楽ちんです。このバイクは路面が悪いとバンバンはねて全く登坂能力が無いので。

途中でバイク集団が休憩してたけど、会釈だけしてスルー。何しろ志賀高原まで100キロくらいあるので。明日仕事だし。あと、基本的にバイクという乗り物に引きこもってるタチの人種なので。もしかしたら心配で待っててくれてたのかも?自意識過剰かな。

んで、途中ちょっと高峰山とかに寄り道はしつつも、予定通り嬬恋村へ。

キャベツ畑がすばらしーです。北海道に行く時間が無いけど北海道っぽさを感じたいなら絶対ココです。ただ、走ると砂煙がスゴイので行くなら一人か先頭で。

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嬬恋パノラマラインの定番スポット。大した距離じゃないけど超快走路です。おすすめ。

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ほぼ目的地である日本国道最高地点への道。

そらもう、絶景よ。つーか前来たわ。んで、温泉街あたりでr55に逸れたんだわ。いや、もったいねぇ。あの時この景色を知らなかったんだな。もったいねぇ。

ただ、硫黄の匂いとかして、大型観光バスを含む交通量が多くて、路肩は全部トラロープで閉鎖されてて、観光施設はガードマンが立ってて立入禁止になってた。御嶽山があんなことになってたなんて全然知らなかった。

好きなところで好きなだけ止まって最高のスカみたいな写真を撮りたいのに、というかそれがバイクの特権なのに、もうだめ。さすがにあの中で好き勝手に止まって写真撮りまくる勇気はなかった。

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渋峠。これ以前にメルヘン街道の麦草峠も通過してるので、日本国道最高地点と二番目地点の両方を通過したことになります。

だからって何もないけど。

日帰りでここまで来られるかどうかってちょっと考えてたりしたけど、結構難しいね。

相当距離を高速で稼ぐか、他のスポットをフルにすっ飛ばして来るくらいじゃないと。

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横手山にて。

いやむしろこれだけを目的にここまで来てもいいかもしれない。

いつも詰め込みすぎなんだよなぁ。道を。んで時間いっぱい走ろうとするから忙しいんだよなぁ。

ぼちぼち合間見てルートとチェックポイントを考えておこう。

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あとはもう高速で帰るだけ。

中央道経由で帰ったほうが50キロか70キロかそれくらい短かったんだけど、多分北陸道のほうが空いてるので。到着時間は同じくらいになるのかな?

大体500キロくらいかな。23時半頃には帰られるってナビが言っていたので、それほど飛ばす必要もなく、クルコンで体力温存に務める程でもない。

ただ、有磯海まで結構なペースで走るメルセデスが居たので、コバンザメ走行で時間短縮。そのおかげでガソリン残量が怪しくなって小矢部川までガス欠チキンレース。給油後刀根まで独走して、あとはクルコンで安全運転。

最近だとゆっくりめの速度のほうがむしろ楽しい感じになってきてるんだけど、高速では初めこそそこそこ流れから逸脱しない程度のペースで走っていたつもりが、デジタコトラック1台、2台と抜いてるうちに変な速度になってることが多々ある。

んで、ミラー越しのハイビームに猛烈に驚くって寸法。ライトの主は、高速では他人は眩しさを感じないとでも思ってるような馬鹿なんだけど。

もうちっと距離的にも速度的にもペースを落とさないとダメだなぁ。