とりあえず
- 過失割合は0:10でこっちが無過失
- 車両は全損判定
- 損害賠償金は65万+レッカー代
- 車両は引き取って良い
ということで決着。
バイク買ったのが2012年3月18日。約96万だった。
事故が2014年5月17日だから、大体2年強。走行距離は3万キロ弱。
賠償金額が提示される前に大体買取相場って調べたけど、50万上限の40万程度とのことだった。当然現車を見てないオンライン見積だから通常の提示価格より若干“盛った”金額だとは思う。さらに言えば、このバイクは程度が悪いので、実際の買取価格はもっと下がるはず。
そして、国内版が出た今、新車価格も若干落ちて、薄利多売系の安い店で乗り出し80万程度。
つまり、購入時より30万程は減額されてるとはいえ、15万ほど追金すれば新車が買えるってこと。いくら0:10とはいえ、物損事故での提示価格では十分アリな金額だと思った。一応1日だけ保留はしたけど、翌日には承諾した。
んで、保険のほうの話がついたので、バイク屋から引き上げてきた。
はっきり言って引き上げが一番の大仕事だった。
ホイルが粉砕している上に、リムは生きてて引きずってる状態。当然フォークもシンナリしてるので、転がし用のホイルを取り付けるのも難しい。
ってことで、4輪が自在に動く台車を調達してきて、パワーゲートのついたトラックを借りてきて、無理やり力ずくで引き上げてきた。
この自在に動くってのが曲者で、まるで氷の上で取り回してるように本当に自在に動きやがる上に、当然ブレーキなんて無いし、スタンドは立たねーし、もうホント勘弁してください状態。
往生しながらもなんとか引き上げてきて、アクスルをぶっ叩いてホイルだったナニカを取り外した状態なのが写真。一見してゆがんでる。
フォークを引っこ抜いたところ。
左は露骨にゆがんでる。右は、体重かけてスコスコしても違和感はなかったけど、ステム締め付け部に極わずかにシワがある気がする。なので多分曲がってる。
んでフレームネック。
外見は異常無し。フレーム側のストッパー部分にくぼみがあったけど、なんかもともとあった気がする。んで、ハンドルをフルフルしても引っかかり無し。
希望的観測だけど、曲がってないと思う。そんな気がする。たぶん。おそらく。
で、ここからが難しいんだけど、直すの?って話。
いやまぁ65万くれるらしいし、そりゃ十分直るでしょ。見てくれは。
少なくとも、フロントホイル一式にフォーク2本はどう見ても必要。それでいくら?20万くらい?んでトリプルツリーも歪んでたら?プラス6万?8万?それでもまっすぐ走らなかったらフレーム?
ってなってくるのよね。いや、それが全損ってことなんだけどさ。
あわよくばホイル一式にインナー2本その他で済みゃ、それこそ大儲けだけど、難しいところだよねぇ。
え?愛着?イヤ、ハハハ。