盆休み(2016/08/11-14)

2016-08-14
盆休み。2190キロ。

Day1:
2016-08-11
朝、7時起床。
出発準備中に、ETCやシガソケに電源が供給されていないことがわかり、急遽修理。
電源はいずれもブレーキスイッチから取っているため、まずは分岐部のヒューズチェックするも問題無し。
バッテリー付近の元ヒューズを確認すると1Aのヒューズが切れていることを確認。
真横のスペアを使うとイザというときに困るため、在庫品の10Aヒューズに取り替え、通電してみるも即切れ。
接続機器をすべて取り外し、ヒューズを再度取り替えて通電させてみるも通じない。
もしかしてリレーが飛んだのかも…とサービスマニュアル引っ張りだしていろいろ試して、結果的にテール用だけじゃなくてシグナル用のヒューズも飛んでましたというオチ。
その原因究明をしてるうちに出発は11時頃という。

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今回も例によって行き先は決めてなかったんだけど、とりあえず涼しそうな北側へ。それも山の中で。
去年は東北だったから、今年はちょっと控えめに甲信越あたりかな?とか、まぁその程度の計画。九州は地震の影響で大変そうだし、中国・四国の近場は3連休のために残しておきたいし。
写真はヤマカガシ。黒色だけど喉は黄色い。

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出発直後から名阪国道が渋滞してるとかいう情報が入ってきてゲンナリ。
まぁ特記することもなく針から月ヶ瀬、信楽、鈴鹿スカイラインと日帰りコースを走って、山への道が途切れた四日市から美濃まで高速でワープ。
写真は鈴鹿スカイライン方面に抜けられそうと思ったけどヘタレて引き返した林道。なおUターン後。Googleマップ見てみると通じてないっぽいね。

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高速降りても、なんだか記憶にある道を走って今日の宿。
ペグを持ってくるの忘れた。あとマットもない。まぁいいわ。寝よ。


Day2:
2016-08-12
5時半起床、6時出発。
昨日は脊椎パットをマットにして寝てたんだけど、ハードタイプだし、寝た場所もほぼ河川敷で石もあったしで、あまり良くなかった。
もう少し進んでいれば「あららぎ湖」があったんだね。調べたらオートキャンプ場で1日5千円とかいう普通にホテル探すレベルの料金設定だけど、どう見てもキャンプサイトじゃないところで軽バン一台が泊まってたし、野宿ならこっちですればよかったかも。

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舟山高原付近で林道に逸れてみたけど、ごく普通の未舗装路で特に展望もなく。
あとはいつもの鈴蘭スカイラインを通って濁河方面に。写真は濁河峠付近。気温14度とかでもう最高。やっぱクソ暑い盆休みはこういう場所だよね。御嶽山もキレイだったよ。

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野麦峠の長野側にて。
なんか路上にうずくまってるの見つけて、駆け寄ってみると鳥いた。
ネット上で野鳥図鑑みたいなのを結構調べたんだけどわからなくて、ヤフー知恵遅れで質問してみたら速攻で回答来た。どうもハリオアマツバメというらしい。
なんか眠る時でさえ飛んでる鳥で、一旦地面に降りたら再度飛び立てないとかそういうレベルでぶっ飛んでる鳥らしい。てっきり車にハネられて飛べないのかと思ってたけど、それで普通だったらしい。変な鳥。
伝書鳩に願いを託すような感じで投げたら飛んでいったんだけど、それはそれでよかったんだね。

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王城枝垂栗林道にて。
前一度通って気に入ってた道。
砂利成分が少なくて、土成分が多くて、ブロックタイヤじゃなくても快走できた道。
今回はちょっと砂利成分多かったけど。

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上の林道の途中にある日本の中心。
日本の中心は東京じゃなくて長野にあるんです。ちなみにこの石碑の場所は展望もクソもないクソスポットだと思ってたけど、もうほんの少し進むと展望台があった模様…。畜生…。

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同じ場所。日本中心のゼロポイントとかいうところで、石碑の場所とどう違うのかわからんけど。
ちなみに本当のゼロポイントは徒歩1.111キロ先とかいう看板あって無視しました。徒歩で行った先が石碑の場所なのかな?よくわからん。

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諏訪湖を超えてビーナスラインへ。
もう毎度毎度通りすぎて少食気味かも。かといって他にいい道無いんだけど。

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美ヶ原。
ちなみにこの道は通行止めです。

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蝶ヶ原林道。
ちなみにこの道は一般車通行止めです。

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鬼無里、戸隠と厨ニ心をくすぐるルートを通って今夜の宿。
今日は馬曲温泉で入浴。風呂あがりに汗をかきたくないから近場の林道ゲート前だけど、正直設営終わった頃には汗だくです。


Day3:
2016-08-13
3日目。4時半起床、5時出発。
昨日のうちにペグとマットはコメリで買っておきました。デッドエンドは野宿スポットとして有名。
沢に横だったけど、ブヨもいなかったし結構な快眠具合。

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ヤマナメクジ。野沢温泉から登って行ったどっか。
マムシの頭だけ落ちてるのかと思った。こいつはミミズと同じく益虫なので、見かけても殺したりしないように。朝起きてテントにくっついてたら全力で吹き飛ばすけど。

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北側から志賀高原へアプローチ。その道中。
途中で、離合のためにちょっとだけ広くなってるスペースにテント張ってるシェルパがいた。その発想はあったわ。そしてよく分かるわ。実行してないだけで。
そういうところで寝るのもアリだと思うけど、せめて朝早くに撤収するとかさ、しようよ。

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国道最高地点、渋峠にて。何も見えない定期。高そうなカメラを構えたおっさんがいっぱいいて、せっかくだしちょっと景色を開くのを待ってみたけど、どうにもならなさそうなので出発。

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何も見えない定期。

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通れない定期。これは知ら調べ不足が原因だけど…。監視のオッサンらの出勤時間なんだろうね。
まぁ御嶽山とかの前例があるし?しかたねーわなぁ~…。
なお、通った万座ハイウェイは、時間短縮という意味では有能だけど、ドライブルートとしては無能。ムダに高いし、あえて通るメリットは無いです。

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野反湖付近から東へ抜ける林道。
ダンプが通ることもあって、超カタ路面で氷ノ山並にぶっ飛べます。

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林道区間も交通量の多い感じのハード路面で、オンロードでも十分楽しめます。
途中まで入ってきてたオデッセイがいたし、逆側からはノーマルのポレスターが登ってきてたし、オフ車以外におすすめ。

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やってしまいました。締まった路面で、下り坂で、調子に乗り、石に乗り上げました。
気づいた時にはコケてました。すまぬ…。

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あぁ、見たくない。
アッパーにサイドにパニアにミラーにその他モロモロでパーツ代20万です。衝撃的にホイルが割れたんじゃなかろーかと思ったけど、リムがちょっと歪んだだけで済みました。
勾配も手伝って、起こすのは難儀しました。引き起こしで7割位まで起きるんだけど、重すぎて膝が入れられないの。
素は諦めて、車載のスコップとラチェットを駆使すればすんなり起こせたけど、アンカーのないゲロ道とかだとマジで起こせないかも。気をつけよう。

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気を取り直してツーリング続行。
写真は撮ってないんだけど、奥利根水源の森は超おすすめ。白樺の感動するような原生林で、秋口に来たら超ヤバいと思う。交通量とかが。土日とか、紅葉時期は乗鞍とかと同じようにマイカー規制かかってるし、たぶんそのうちずっと規制かかると思う。今のうちに、平日に時間作って行ってみてもいいかも?
写真は川俣湖から北へ伸びる林道。多分馬坂林道だと思う。まっぷる手元にないからわからんけど、全線通行止めとのこと。別経路からもアタック掛けたけど、同じ看板が出てたのでそっちもゲートがあると思う。
ここいらのゲートは関西圏のゲートに比べて非常に頑丈でブロック力が高いね。セローとかだったらぶっ倒して引きずって突破とかできそうだけど、FJRでは無理です。素直に引き返します。

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会津高原にて。
前は通れたんだけどなぁー。
オフ車が倒木を乗り越えた痕跡があるし、のこぎりもロープも持ってるし、通って通れないことはなかったんだけど、賢明でファインプレーな判断で諦めて引き返します。
あ、通行止めの看板は出てました。前来た時からですけど。

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恒例のタイヤチェック。
いやぁー、しっかり刺さってますねぇ。ただ、貫いてはいないようで、空気圧の減少は見られなかったため、特に触らずツーリングは続行です。
なお、このタイヤは明日にはサイド部が坊主になってるし、まだ交換してから10日も乗ってません。道と、テント類を含む荷物の重量がバッチリ効いているようです。

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樹海ラインからの景色。
やっぱね、太陽がきちんと照らしてる時間帯じゃないとダメ。薄暗くなってきたらもうぜんぜんダメ。
尾瀬も昼間に走ったらさぞ緑のトンネルが気持ちいいんだろうけれど、もう疲れました。帰りたいです。

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なんとか奥只見を抜けたと思ったら、シルバーラインは2輪通行禁止だって!まっぷるよく見たら書いてあったわ!ってことは奥只見ダムとスキー場はバイクで行けないの?もう行く気力も時間もないけど!
ほんで、またクネクネ再開。きらいじゃないけど、いやむしろどちらかと言うと好きだけど、やっぱタイミングってあるじゃん。疲れもたまってて、日も暮れてきてて、もうクネクネはいいでしょ。お腹いっぱいです。
でも捕まったら嫌なので、ちゃんと通れる道で下山でします。だいたい嫌なことって続くしね。

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奥只見をやっとこさ抜け、とりあえず翌朝のためにガソリンを入れておきます。この辺りではどうだったかあまり見てなかったけど、全体的に結構朝7時からしか開かないスタンドも多くて、翌朝早く出発する予定なら前日の給油は必須事項です。
給油を終わらせ、コンビニで夕食を買い込み、最寄りの「魚沼市見晴らしの湯こまみ」って言うところで入浴。なんか結構税金が入ってそうな温泉で、時間も遅かったのもあるだろうけど人も少なくて、お湯もぬるめで良かったです。熱い温泉は嫌いです。出たらすぐ汗だくになるし。
で、寝た場所。電波塔の下。
ちょっと設備のファンの音がしてたけど、アスコンがキレイで結構寝やすかったです。


Day4:
2016-08-14
4日目。5時起床。
連休の最終日は墓参りの予定を入れていたので、今回は4日目には帰ります。
ただ、起きてすぐそのまま高速で帰るのはあまりに味気ないので、いつもどおり昼ごろまで適当に走って、いい感じのタイミングで高速に乗って帰ることにします。

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起きた時の景色。
撤収を済ませて、地図を片手に高速に乗るまでの適当なルートを組んでいると、5時過ぎ頃なのに散歩客がどんどん通るの。
「これナンシーシー?へぇ~ッ!大阪から!?」とかいう定型句な会話を3組位として、とりあえず昨日ロクに見れなかった志賀草津をもういっぺん通って帰ることに。
志賀高原までの道はあまり覚えてない。
魚沼スカイライン通って、なんか「ネコの家」って看板にメチャ惹かれながも心を鬼にしてスルーして、なんとか志賀高原到着。

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ほんでこれ。
渋峠からの景色は昨日と全く変わらなかったけど、それまでの経路はもう超快晴の超絶景。湯釜あたりは例年通り火山活動によって駐車禁止の立ち入り禁止(監視のおじさん付き)。
やっぱ来てよかったな。暑かったけど。

あとは高速で帰るだけ。高速までの道は覚えてない。また蕎麦食った。
糸魚川から高速に乗って、越中境PAでR1200CLの人とNC700Xの人と雑談して(今年は白神山地が全線通れたらしい。行けばよかった)、あとはひたすら帰るだけ。
帰りは北陸道木之本-敦賀間というクソトンネルの続くクソ区間でクソ事故渋滞が20キロとか出てて、京滋草津-宇治東というこれもまたクソトンネルのあるクソ区間でクソ自然渋滞があって、もう神経使いすぎて死にました。ここにお花を供えます。