盆休み(2015/08/13-16)

MAP
盆休み。3,427km

1日目。赤色。
なんだかすごく暑くて、とりあえず北海道へ行けば涼しいんじゃなかろーかと思って、北海道へ行くことにしました。

01
朝、6時半起床。
そこからオイル交換して、テントとかの用品をパッキングして、大体8時頃に奈良基地を出発。
大阪の自宅にトップケースの鍵を回収しに寄って、名神茨木から高速へ。

あとはひたすら高速。

黒崎PAで15分の仮眠。新鶴PAでカッパを着こみ、吾妻PAで40分の仮眠。
23時頃、八戸道の下田百石で降りて、六ケ所村あたりで目的地である大間までガソリンが続かないことが判明。青森の辺境では、数少ないセルフスタンドでさえ夕方には閉まる模様。
結局最寄りの24時間営業のSSがある十和田市まで戻って、ついでに牛丼食べて、再度大間崎まで。
だいたい大間崎テントサイト着が3時頃。距離にして、1,445kmほど。高速料金は計19,630円でした。

なお、今まで色々試してたけど、これだけ高速走ってやっと答えが出た。
高速は、ぼちぼちのペースを守ってのんびり気楽に走るより、そこそこの速度でアグレッシブに走ったほうが身体的・精神的によっぽど楽だということ。
固定式とか追尾式とかいう余計な配慮事項が沸かないわけでもないけど、それを差し置いてでもまだ楽。

そんなこんなで大間着。
寝静まったキャンプ場であまりゴソゴソやるのはマナー違反なので、こっそりと一番影響の少なそうな浄化槽の横にテント設営。風向きは変わらなかったので臭いは大丈夫でした。
こういうのがあるから人気のあるキャンプ場って嫌い。野宿ならこういう配慮いらないのに。


2日目。青色。

02
朝、4時半起床。
5時過ぎにはフェリー乗り場で手続きを行い、手続き完了後に大間ぐるり一周して気づけば北海道というような完璧な計画。

03
予定通り速攻で撤収を済ませ、5時過ぎにはフェリー乗り場で手続完了。
結構キャンプ場にバイクがいたので、満員で乗れないかもという心配はあったけど、大丈夫だった。でも、受付の人曰く、フェリーはほぼ埋まっていて、結構危なかったらしい。
んで、これもまた予定通り、大間崎へ一旦戻ってマグロのモニュメントを見て、再度フェリー乗り場へ。

04
フェリー待ちは、前にCB1300がいるだけの2番目だった。フェリーによっては、一番初めに乗船すると、降りるのが一番最後になってしまうという面倒くさいケースもあるけど、このフェリーは乗り口と降り口が別で乗った順に降りられるはず。

缶コーヒーを飲みながら、ふと帰りのフェリーは大丈夫かと調べてみると、函館-大間は土曜日、日曜日ともに普通に予約でいっぱいで、なんとか中途半端な時間の函館-青森が1枠開いてるだけの状態。
これはまずいということで、再度窓口で確認してみると「あぁ~、もうどっちもいっぱいですね~」とのこと。また、予約のキャンセルはそれほど出るわけじゃないとのこと。

遅くとも日曜日の昼には本州に戻ってないと仕事に間に合わないので、北海道便はキャンセル。残念。雨まで降ってきた。

05
全然気を取り直せないまま東北ツーリングに移行。
5月の連休も東北周ったのに。東北周るならここまで高速で来なくても良かったのに。写真は仏ヶ浦。

06
海山の 恵み多き脇野沢 北限の猿も群れ遊ぶ。
ふてぶてしい態度のサル。追いかけてやったら(もちろん徒歩で)ボス猿っぽいのが向かってきてコワスギワロタ。

07
かもしかラインから抜ける湯の川林道。
カーブミラーがある高規格林道だったけど、途中からちょっと砂利の粒が大きくなってきて、上り勾配で雨が降ってて滑るし、少し広くなったところでUターン。
帰って調べてみると、多分もう少しだけ進んでたらまた状態も良くなってて、十分通り抜けられた感じ。

08
下北半島を下り、少し本州らしく。ちなみに上の林道を抜けられなかったから、恐山はパスしました。
写真は上北鉱山。みちのく有料道路沿いに県道が走ってて、その道沿いにありました。ちなみに、県道はほぼ未舗装です。
鉱山は、まだ処理場が稼働してるから廃墟ではない。もちろん私有地なので立ち入りもダメ。

あとは津軽半島も回ろうかとも思ったけど、やっぱり海沿いってそれほど好きじゃないみたいなのでパスして、前回の東北ツーリングで通れなかった白神ラインを通ろうと思って行ったけど、やっぱり通行止め。曲がる道を一本間違えて「小牧野遺跡」っていうところに紛れ込んだけど、思ってたのと違う縄文時代?かなんかの歴史教科書的な本当の遺跡で、関心が無いのでイマイチ。
なんしか、もうずっと雨で、景色は皆無だし、雨でカメラを出すのも躊躇われるし、この日何も食べてなくて、無性にラーメンが食べたくなって立ち寄ったら休みで結局2日連続すきやで牛丼だし、雨脚は強まって前見えないし、宿を探すのも億劫で以前一度泊まった玉川ダムまで惰性で移動。
もうこの盆休みは大失敗だと思ったね。

大雨の中、玉川ダムで就寝。二日目終了。約523km


3日目。緑。

09
寝た場所。
もう1箇所、もうちょっと広い東屋があったんだけど、あいにくと先客が居たため、こっちで設営。
実はベンチがひと続きになってなくて、寝転ぶと膝下あたりは中に浮く感じとなっている。
大雨と雷と、膝の痛みと寒さと、ダム放流の放送とサイレンとで寝付き悪し。あと蚊と。絶滅すればいいのに。別に少々生態系が狂っても蚊がいないなら我慢できるわ。
今回はシュラフカバーしか持ってこなかったけど、外気温20度位だと半裸で寝るにはちと寒いね。

10
もうツーリング計画が大失敗した気でいたから、雨が止むまで意地でも起きてやるかと思って、3度寝、4度寝と繰り返して8時頃にやっと雨がやんだので出発。
なんと!青空が見えます!!
ちなみに、ブーツはグチョグチョです。

11
田沢湖。いい道です。快晴ならさぞ気持ちのよい緑のトンネルだろうけれど、あいにくの天気。
ただ、雨自体は降ってなかったので、昨日に比べりゃ、よっぽどヨカです。

12
御所湖を超えて矢巾西安庭線。
残念ながら通行止め。矢櫃ダム側はナビでもマップルでもつながってなさそうなのでパス。
ちなみに、施錠は4桁のナンバー式。ゲート横は単管+番線のため、悪い子なら入っていけそう。

13
r1から山王海ダム方面に抜ける山王海線?鍵掛峠線?
道はなんかよくわからないけど、路面はそこそこ締まってて、クルマが普通に通れそうな道幅なのに草が生い茂ってて、わりといい感じ。

14
ただ、しばらく進むと崩落により通行止め。
崩落と言っても、徒歩、自転車、トレール車なら余裕で通れそう。FJRでも本気出せば通れると思う。
でもぼくはかしこなので、素直に引き返します。

15
ほんでこれ。
石ころに乗り上げちゃった。山側なので起こすのは楽ちんでした。

16
せっかくなんで、普段あまり見ないアングルでもう一枚。

17
あとは帰る方向に向けて移動。
見覚えのある道も多くなってきて、ちょっと飽きてきた感じ。
西蔵王高原ラインが無料開放されてるとかで、その途中にある古竜湖キャンプ場で就寝。