投稿者「haze」のアーカイブ

2020ー05 北海道ツーリング4日目

2020年4月27日。4日目。緑色。

忠類ナウマン公園の、親水公園?かなんかの脱衣室で寝ました。
キャンプ場併設の道の駅なんだけど、例によってキャンプ場は閉鎖されていて。

起きて撤収するとともに、昨日コメリで買っておいたオイルを補充します。スズキのエクスターR5000。スクーター用です。
以前林道でジェネレーターカバーに穴あけちゃって、1000キロで200㏄減るくらいのペースで滲み漏れてるの。
カバーとガスケットは早々に買ってあるんだけど、交換が面倒で絶賛放置中。

いやしかし、本当にシャフトドライブって最高やね。
バイク乗りを堕落させる悪魔の駆動方法だわ。
もう二度とチェーンには戻りたくないんだけど、楽をするためのシャフトなのに、その車両は超ヘビーなものばかりでキツイというジレンマがね。。。

脳死で海岸沿いを東に進むわけですが、展望ポイントは回収しておきます。
写真は昆布刈石展望台に行こうとして道を間違ったところ。
天気は悪いし、海も時化てます。霧雨も降っていました。

ツーリングにおいて、来た道を引き返すというのは、基本的には敗北だと思ってる。
むしろ、道を間違っても「この道は俺をどこへいざなってくれるのか」と楽しめなければ負けだと思ってる。
なので、行き止まりであったり、通行止めであったり、こういう事態に遭遇したり、ということも十分知っている。

バイクは馬鹿にしか乗れんのだ。

肝心の展望台からの眺めは、これらの写真と大差ないので省きます。

タンチョウを見かけたのでパシャリ。仲良さそうに2羽で歩いてました。
タンチョウでさえつがいで暮らしているのに、俺は一人で誰とも話さず接触もせず北海道を黙々と走ってるわけですよ。何してんだろうね。

結構頑張って単調な国道を淡々と走っていたんだけど、やっぱり我慢できなくて横道に逸れます。

通行止めの看板と未施錠のゲートがありましたが、引き返すのは敗北なので行けるところまで行きます。

でもやっぱり崩落で通行止めでした。
これを直接見てやっと「しょーがねーな―」って引き返すことができるんです。

でもパンクはしました。タイヤが減ってくると、滑りやすいとかよりまずパンクしやすくなるのが困る。あと、欧州系タイヤは軽くて薄いのでパンクしやすい気がする。

パンク修理して、スタンドでガソリンと空気入れて、釧路湿原へ。
一応釧路近辺も道内では比較的都市部な気がするので、行っていきなりバイクのタイヤ交換できる店ないかサラッと調べたけど、どうもなさそうな感じ。

正直、釧路湿原とその近辺って特段好きじゃないんだけど、なんか毎回来てるよね。
あと、コッタロ湿原は通行止めでした。

塘路湖の湖畔を走る林道を抜けてパンク。よく似た位置だけど、さっきとは違うところです。

荷物たくさん積んでるのと、摩耗してタイヤが薄くなってるので、ちょっと尖った石ころを踏むだけでパンクする感じ。

あと、ハンドル脇についてる純正のシガソケのヒューズも切れてたので交換しました。故障多くて参るね。

標茶にて二輪神社。まっぷるに「賽銭箱がバイクのタンク」だか書いてあったので立ち寄ったら、本当にそのままZRXのタンクを置きましたって感じ。ノボリは「キャンピングカー神社」とかも書いてるし、商売っ気が強くてちょっと頂けないなぁと思った。

ただ、今調べたら、どうも寄付によって作ってくれたらしい。印象変わりました。

多和平、モアン山、裏摩周湖、神の小池とスポット回収し、斜里は天に続く道。
うーん。。。まぁまぁ。。。

路肩のは雪です。斜里岳も威風堂々の雪化粧でした。あと、知床峠は冬季通行止めでした。

越川温泉に浸かり、少しでも天気予報のよい山脈南側へ移動。気温1度。エゾシカ飛び出し注意。

2020ー05 北海道ツーリング3日目

2020年4月26日。3日目。青色。

全国的に晴れなのに、ここ北海道だけは全域的に雨。

普段こういう「野宿」な時は、人が来なくなってから設営して、人が来る前に撤収、というのがマナーなんだけど、朝から雨でもう激萎えモード。
片付けとパッキングは済ませたものの、カッパを着て雨の降る外へ出る気がせず、雨雲レーダーとにらめっこしてるうちに清掃のオジサンが。
快活な挨拶が効いたのか「この雨じゃーなー」って許してもらえました。結局8時過ぎまで粘って、雨は降ってるものの、若干弱まった隙を狙って出発。サイアク。

結局昼頃まで雨の中走って、日高まで。
昼食にたぬきそばを食べてる間に、やっと雨が上がりました。

ところで、北海道の、というか、関東では「たぬきそば」って天かすのそばなんだね。
甘い油揚げが入ってるやつのつもりだったのに。

やっと待ちわびた青空。日勝峠付近。
路面はウエットなものの、アイスもシャーベットもなく、普通に通り抜けられました。
展望台で景色眺めてたら、通りがかりのオジサンに「バイクはまだ早いよぉ~w」って言われた。知ってます!!

やっと帯広です。
北海道で一番好きなのが十勝平野です。一番好きな道とか景色と限定されるとまた別なんだけど、大きなくくりでは帯広近辺が一番好き。
関係ないけど、一番好きな都道府県は岐阜県です。岐阜の何が好きって言われると言葉に詰まるけど。

とはいいつつ、あまり映える天気でもなく、後日もう一度回ろうと決めてスポットをあえてスルー。
コメリで防寒着買って、コロナ閉鎖中の愛国駅、幸福駅経由し、グリュック王国の視察をし、今夜の宿まで。

午前が雨で丸つぶれだったから。。。

2020ー05 北海道ツーリング2日目

2020年4月25日。2日目。赤色。

4時ごろまで寝て、フェリー乗り場へ移動。受付。乗船。順調に出航。

バイクは1台だけ。クルマもスカスカで、雑魚寝部屋は貸し切り。3時間くらいグッスリ寝ました。

予定通り9時ごろ函館着。
今回のツーリングのコンセプトをどうしようかと考えながら、ひとまず歩を進みます。

今回で北海道ツーリング4回目。
正直、絶対に行きたいところは多分全部行ってると思うし、今回絶対行きたいっていうとことも特段思いつかなかったので、普段通りスポットを回収しながら成り行きで行くことにしました。写真は八雲の育成牧場。

ただ、前回の九州ツーリングでもそうだったけど、今までは見向きもしなかった食事にも若干の配慮をしようかな…という気持ちはありました。

結論から言うと、失敗して多くのセコマ弁当と牛丼をはじめとする安定のチェーン飯で済ませてしまったわけなんだけど、この時はまだ思ってました。なので、かにめしを食べたりなんかしちゃたりしたわけです。

有くん火口より洞爺湖。
西山火口は、北側の散策路はコロナの影響で閉鎖されていました。

よい景色を求めて林道に入っていったわけだけど、珠ちゃん火口横は階段になってて、桜が丘団地跡とかの洞爺湖側の看板を見ると、どうも遊歩道だったようで。少なくとも南側にはそんな規制の看板とかなかったぞ!たぶんだけど!
写真はぬかるみでスタックしてる状態。もうFJR嫌い。

洞爺湖の北側に抜けたあたりから天気が崩れ始め、ルスツリゾート横で雨宿り。
雨は酷くなる一方で、初日からカッパのお世話になることに。
あまりの冷たい雨に、震えながら宿探し。

以上。1日目終了。

2020ー05 北海道ツーリング1日目

2020年4月24日。1日目。黒色

青森‐函館フェリーは翌25日の5時20分発で予約を取っていました。
遅くとも1時間半前には受付を済ませたいので、4時ごろには現着必須。
GoogleMapでは大体8時間か9時間とかの所要時間なので、ゴハンとかの休憩含め12時間くらいかかるだろう想定で、さらに途中でお腹を壊しても大丈夫なように13時出発としました。

当日、おおむね予定通り出発し、首都高からリッチに高速に。
クルコンの上限である108km/h設定で延々巡行。今回からeTrax30xを導入したので、GPS測定の巡航速度とか見てたけど、メーター表示108kmでGPSはジャスト100㎞表示になってた。タイヤの摩耗状況とかもあるだろうけど、大体プラス8%のハッピー表示っぽいね。

途中、那須あたりで雨に降られたのと、岩手あたりでは外気温2度とかでゲキサムだったりはしたものの、順調に23時過ぎごろ青森到着。
給油を済ませて快活CLUBにチェックイン。フェリー乗り場も待合室解放されてるけど、できるだけベストな状態で北海道に臨みたいのでリッチにカギ付き個室。
晩ゴハンは食べ放題のソフトクリームで済ませました。